トニー・ケンジです。
この記事では、「脳科学から考察する『三日坊主』の正体」についてお伝えしていきます。
意志力に頼る人が、100%挫折する理由
「よし、自分の弱点が分かった! 明日から気合を入れて直そう!」
…もし今、そう思ったなら、 少しだけ待ってください。
その「気合(意志力)」こそが、僕たちが挫折する最大の原因だからです。
脳科学的に見て、「意志力」は消耗品(ガソリン)です 。
朝起きた時が満タンで、 「何を食べるか」「どの服を着るか」 決断するたびに減っていきます。
特に、ADHDやASD、グレーゾーン気質なミックス脳の持ち主は、 脳内のノイズ(思考の多動)が激しいため、 普通の人よりも燃費が悪い(笑)。
だから、夜になって 「副業しよう」「勉強しよう」と思った頃には、 すでにガス欠になっているんです。
それなのに、多くの人は 「できないのは、自分の意志が弱いからだ」 と自分を責めてしまいます。
違います。 あなたが悪いのではありません。
「ガソリン(意志力)」に頼る「構造」が間違っているだけです。
必要なのは、 「もっと強い意志」を持つことではなく、「意志が弱くても勝手に動いてしまう仕組み」を作ること。
「いつかやる」という日は、永遠に来ない
「鉄は熱いううちに打て」と言いますが、 人のモチベーションの賞味期限は、わずか「48時間」だと言われています。
この記事を読み始めた今この瞬間は、「やるぞ!」と思っていても、少しずつ、時間が経過するたびに、日常に埋もれて薄れてしまうのです。
「仕事が落ち着いたら」 「時間ができたら」 「もう少し準備ができたら」
そうやって先延ばしにした「いつか」は、 残念ながら、永遠に来ません。
現状維持バイアス(今のままでいようとする脳の機能)は、それほど強力なんです。
この引力に逆らって、 人生の軌道を変える方法は一つだけ。
「今、小さな杭(くい)を打つこと」です。
誰かに宣言する。 予定を確保する。 環境を変える。
どんなに小さなことでもいい。 「後戻りできない一手」を打った人だけが、 1年後、全く違う景色を見ています。
脳内ノイズがガソリンを撒き散らしている「ミックス脳」の燃費問題
私たちが「明日こそは!」と誓った目標が、翌日の夜には霧のように消えている。この現象を、多くの人は「性格のせい」や「気合が足りないせい」だと片付けます。しかし、事実は全く逆です。
ADHDやASDの特性を持つ「ミックス脳」の持ち主にとって、脳内は常に複数の思考が飛び交う「ノイズの嵐」の中にあります。
思考のアイドリングで浪費されるエネルギー
ミックス脳の持ち主は、何もしなくても脳がフル回転しています。
- 無意識のシミュレーション: 「もし失敗したらどうしよう」「あのお客さんへの返信、どう書こうか」
- 過剰な情報キャッチ: 周囲の音、光、他人の表情の変化など、普通ならスルーする情報に脳のメモリを割いています。
これは、車で言えば、走ってもいないのに常にアクセルを全開にしている状態です。
あなたが本番の作業(副業や勉強)に取り組もうとする夜には、すでに脳の「意志力タンク」は空っぽ。
その状態で「頑張ろう」とするのは、ガス欠の車を素手で押して坂道を登ろうとするようなものです。
部長の視点: 多くの発信者は「努力が足りない」と煽りますが、それは「構造」を無視した暴論です。僕たちがやるべきは、努力を増やすことではなく、まず「ガソリン漏れ」を止めること。そのために「脳のメモリを解放する仕組み」が必要なのです。
現状維持バイアスの恐怖:なぜ「明日から」は来ないのか
脳にとって、最も優先されるのは「成功」ではなく「安全(現状維持)」です。
これを「ホメオスタシス(恒常性)」と呼びます。
脳は、新しい挑戦を「生存を脅かすリスク」として認識します。そのため、あなたが新しい目標を立てた瞬間から、脳はクリエイティブに「やらない理由」を量産し始めます。
脳が仕掛ける巧妙な「言い訳トラップ」
- 「もっと良い方法があるはずだ」(リサーチという名の逃避)
- 「今はタイミングが悪い。準備が整ってからだ」(完璧主義という名のフリーズ)
- 「これは自分には向いていないのかもしれない」(アイデンティティの書き換え)
これらは、あなたの「弱さ」ではなく、脳があなたを守ろうとしている「防衛本能」です。
この強力な引力に「意志力」という細い糸で立ち向かおうとしても、一瞬で引きちぎられてしまいます。
必要なのは、脳に「変化していること」を気付かせないほど小さな一歩を積み上げることです。
三日坊主を撃退する「意志力ゼロ」の人生設計術
では、どうすれば意志力に頼らず、目標を達成し続けられるのか? その具体的なステップをお伝えします。
1. アセット・ログ(日報)で脳のメモリを空にする
ミックス脳の混乱を鎮める最強の武器が、僕が提唱している「アセット・ログ(日報)」です。
日報は「反省」のために書くのではありません。 「脳内の散らかったゴミを外に捨てる(デフラグ)」ために書くのです。
- 今日できたことを書く: 脳に「自分はできる」というデータを蓄積させ、現状維持バイアスの警戒を解きます。
- 明日の一歩を予約する: 寝る前に、明日やることを「極小のタスク」として書き出しておく。これにより、翌朝の「決断疲れ」を回避できます。
2. 「不時着スタンプ」と「SOSページ」を用意する
ミックス脳の人は、一度リズムが崩れると(不時着すると)、そのまま二度と飛び立てなくなることがよくあります。
- 不時着スタンプ: 「今日は忙しくて何もできなかった」としても、「日報を1行だけ書いた」ならOKとする。その「最低限の継続」を認めるスタンプを自分に押してあげるのです。
- SOSページ: メンタルが落ちた時に読むべき「自分への手紙」をあらかじめ用意しておきます。「動けない自分を責めなくていい。今は休む時間だ」という許可を出す仕組みです。
3. モチベーションの賞味期限「48時間」以内に杭を打つ
「やりたい!」と思った瞬間の熱量は、48時間後には半分以下になります。 だから、熱があるうちに「後戻りできない仕組み」を作ってしまいます。
- 環境の固定: カフェに行く、あるいはパソコンの電源を入れたままにする。
- 宣言の強制: メンターや仲間に「明日までにこれをやります」とLINEする。
40代のミックス脳こそ、その「ノイズ」を資産に変えよ
あなたは、これまで「三日坊主で終わる自分」をダメな人間だと思ってきたかもしれません。
でも、考えてみてください。 「三日坊主」になるほど、新しいことに次々と興味を持てる。 それは、凄まじい「好奇心と行動のエネルギー」を秘めている証拠です。
その溢れるアイデア(ノイズ)を、ただ撒き散らすのではなく、「アセット・ログ」というレンガに変えて積み上げていく。
一つひとつのレンガは小さくても、1年後には、誰も崩せない強固な「資産(コンテンツ)」という城が完成しています。
「直す」必要はありません。 あなたの脳のOSに合わせた「仕組み」を実装すれば、あなたの人生のハンドルは、確実にあなたの手に戻ってきます。
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もし、あなたが 「もう、自分を責めるのは終わりにしたい」 「意志力に頼らず、自然と成果が出る自分になりたい」 と願うなら。
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「いつか」ではなく「今」、この瞬間に小さな杭を打ってください。 その一歩が、1年後のあなたを救います。
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